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創業4年で業界TOP5%へ - ジンザイベースの過去とこれから

みなさん、こんにちは!株式会社ジンザイベースの採用担当です。

今回は、私たちの会社の歩みを、数字を交えてご紹介していきたいと思います!

ジンザイベースは、外国人材紹介を軸に、日本の人手不足という社会課題に挑戦しているベンチャー企業です。創業から4年、試行錯誤の連続でしたが、少しずつ成果が出てきました。その軌跡を、僭越ながらみなさんと一緒に振り返ってみたいと思います。


数字で見るジンザイベースの4年間

2021年6月、代表中村が1人でスタートしたジンザイベースは、第1期終了時(2022年5月)にはメンバー数が5名、売上は数千万円程度でした。そこから、3期終了時には従業員数約25名、売上約1.5億へ。

4期目の今年は、2025年5末までに売上ベースで3億円を目指しています。

売上高推移と従業員数(目標値含む)

1年目は本業の特定技能外国人の紹介からの収益はたったの10%で、大半が代表中村の採用コンサルティング経由の売り上げと、正直かなり苦しい時期もありました。

しかし、2年目からは特定技能の本業での収益が80%を占めるまでになり、3年目には一気に約2倍の成長を実現することができました。同時に、社員数も一気に増やす意思決定をし、4年目の現在は30名近くにまでも増加してます。私自身、2022年3月に入社(当時は代表含めて社員3人。。)しましたが、たった3年で社員数だいぶ増えたなーと感慨深いものを感じます。

業界TOP5%企業への成長 - 急拡大する市場での位置づけ

実は、特定技能外国人支援で年間100名以上の紹介実績がある企業は、業界全体のわずか5%しかないのをご存知ですか?私たちジンザイベースは今年、その狭き門をくぐり抜け、トップ5%の仲間入りを果たしました。

この成果の意味を理解するには、市場の全体像を把握する必要があります。
現在、日本には約10,000社近くもの登録支援機関がありますが、その多くは小規模な運営にとどまっているのが実態です。実際、業界の調査によると、過去1年間にマッチングした外国人数が20人以下の紹介会社が全体の81%を占めているというデータもあります。

出典:技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第3回)資料

一方で、私たちは年間100名以上(何なら第3期は300名以上)のマッチングを実現し、業界の上位5%に食い込みました。これは、単なる数字の達成ではなく、私たちのサービスが一定の顧客に認められたのと同時に、ブローカー排除の差別化強化の方針は間違っていなかったのだと認識しています。

しかし、この成果は決して終着点ではありません。むしろ、これからの飛躍的成長への出発点です。なぜなら、特定技能外国人市場は今後も急拡大が見込まれているから。

政府は2029年までに特定技能外国人の受け入れ枠を82万人に拡大する方針を発表しました。これは現在の約25万人から3倍以上の規模になることを意味します。さらに、介護や飲食料品製造業などの既存分野での受け入れ枠拡大に加え、自動車運送業や鉄道など新たな4分野が追加されることで、市場はさらに多様化し、拡大していくでしょう。

このような市場拡大を見越して、大手企業の参入も加速しています。例えば、エン・ジャパンが外国人材の採用支援サービスを展開する株式会社Lincに2.3億円を出資するなど、外国人材業界も熱を帯びてきています。

つまり、私たちは急成長するレッドオーシャンの中で、すでにトップ5%の位置を確保したことになりますが、しかし、この位置を維持し、さらに上位を目指すには、継続的な業務プロセスの改善と顧客満足度の向上が不可欠ですし、それが実現できなかった場合、すぐにこのマーケットの中から追い出されてしまうでしょう。(それほど上位5%の競合とは資本力で大きな差があり、その中で弊社は悪戦苦闘しています)

私たちの次なる目標は、このトップ5%の中でも、さらに上位を目指すこと。そして、量だけでなく質においても、業界をリードする存在になることです。そのために、テクノロジーの活用、多言語対応の強化、きめ細かなサポート体制の構築など、様々な施策をスピード感もって整備して行ってます。

急成長を支えた戦略と進化、そして直面した課題

ただ、数字だけを見ると、だいぶ順調そうに推移しているように感じますが、今振り返ると常に綱渡りだったような気もしますし、現在進行系でさまざまな課題に直面しているのも事実です。

まず、最初はベトナム一本勝負だったのが、今ではインドネシア、ミャンマー、ネパールまで、対応国籍を4カ国に増やしました。

弊社の場合、海外現地のブローカーや送り出し機関との提携は一切せず、完全に自社経由で求職者を集める形になります。そのため、各国言語で対応できる人材を1名ずつ採用すると同時に、SNSで一定のフォロワーや問い合わせ獲得を目指してかなりの投資をしなければなりません。当然ながら、創業間もないタイミングで1名正社員を雇うとなると、それなりの人件費がかかってきます。せっかく採用したにも関わらず、全然うまくいきませんでした=メンバーを最悪クビにしなければならないという、かなりのプレッシャーの中で各国第一号のメンバーたちは突破口を開いてくれた形となります。

取引先についても、まだコロナ禍における創業1年目は、特に業種を絞らずドラクエ的にいうと「ガンガン行こうぜ」コマンドで営業を実行。一定成果は出るもののスケールせず、という苦しい状況でしたが、2022年春先に緊急事態宣言が解除へ向かいます。ここで、一気にターゲットを外食業へ絞り営業を進めた結果、飲食店のお客様が急拡大。さらに飲食店さんと強いパイプを持つサントリーさん始めとした大手酒販メーカーさん等とのご縁に恵まれ、一時期外食業の取引先が90%を占めるまでになりました。

流石に、次またコロナのような不測の事態に陥ると苦しくなるリスクがあるため、今は介護を始めとする他業界へも営業のリソースを割いていますが、今振り返ると時代の潮流にうまく乗れた部分もあるかもしれません。

そして、各国の言語で情報発信を行い、日本で働きたい外国人材に地道にアプローチし続けた結果、今や15万人ものフォロワーを抱えるまでに成長しています。この戦略のおかげで、中間業者なしで優秀な人材を直接紹介できるようになり、ブローカーまみれの外国人材業界においては、一定の差別化を成し遂げたと、他社に追いつかれていない今のうちに一生懸命PRしています。

TikTokでの情報発信。他にもFacebookやInstagram等、各国言語で情報発信に力を入れてます。

ただし、途中ピボットしたサービスももちろんありますし、BtoB向けの各種メディア(YouTubeやブログ)についても、まだまだ伸ばし切れてないし、他にもうまくいってない事業の方がむしろ多いくらい。

組織面においても、一気に社員数を増やした結果、人の入れ替わりはそこそこあり、正直安定しきってはいないのが現状です。いわゆる30人の壁というものに直面しています。おまけに、外国人社員比率80%のため、コミュニケーションスタイルや文化の違い、ちょっとしたエラーが積み重なり顧客から大きなクレームにつながることも正直あります。

まだまだ完璧じゃなく、今でも日々試行錯誤の連続です。何が正解かはわかりませんが、常に走りながら考え、対応・適応していく。でも、この経験の積み重ねが私たちの強さになっているのかもしれません。

今後の課題と挑戦 〜4期目の重要ミッション〜

さて、ここまでジンザイベースの過去〜現在について記述してきましたが、繰り返しになりますが、正直まだまだ課題は山積みです。

4期目の今年は、特に以下の3つが大きな壁になりそうです。でも、この壁を突破できれば、きっと会社はもう一段階上のステージに進めるはず。そんな思いで、日々PDCAを回し続けています。

30人の壁の打破

これまでは、うちの社長がほぼ一人で営業をガンガン回してました。でも、もうそろそろ限界。今年の big mission は、営業を「組織の力」でできるようにすること。社長には現場から離れて、もっと経営に集中してもらわないと。でも、人が増えれば新たな課題も。人が増えては辞めていくという入れ替わりのスピードも若干速くなってきてますので、一定の定着を見据えた組織化をさらに推し進めていく必要もあります。加えて、増えた人をまとめる中間管理職の育成も急務です。優秀な人を見つけて、どんどん抜擢していく。そんな「挑戦できる環境」を作っていけるかどうかが重要なテーマになっています。

新規事業の確立

特定技能の分野では、やっとこさ安定してきた感じ。でも、ここで満足しているわけではありません。繰り返しになりますが、特定技能の分野においても、上位3%、1%ともっともっと上を目指していきたいですし、新しい分野に攻め込むチャンスも常に伺っています。特に、外国人ITエンジニアの分野。今までは特定技能でブルーカラー中心でしたが、これからはホワイトカラーの領域も攻めていく。2本の柱があれば、会社の収益もより安定するはず。いや、むしろ加速度的に伸びるかも!?そのためにも、経営革新計画を苦労して東京都から取得してたり、水面下で諸々準備を進めています。

認知拡大

新しいことをやるには、やっぱり「人」が必要。優秀な人材に「ジンザイベースで働きたい!」って思ってもらわないといけません。そのために、採用向けの情報発信にも力を入れていきます。YouTubeやnoteで、社内の状況や弊社の社員はもちろん、この「外国人材業界」に対するイメージアップにつながるような発信ができたらと思ってます。ガンガン発信していき、「あ、ここ面白そう」「外国人材業界って意外と楽しそうだな」って思ってもらえるように。

さいごに 〜あなたの挑戦が、次の成長を生む〜

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

正直、ジンザイベースはまだまだ発展途上の会社です。うまくいかないこともたくさんあります。でも、だからこそ、一人ひとりの力が直接会社の成長につながる環境だと思っています。

「会社の成長に合わせて、自分もどんどん力をつけていきたい」 「ここで、自分の可能性を試してみたい」 「日本の労働市場を変える、その一翼を担いたい」

そう思った方、ぜひ採用ページをチェックしてみてください!
経験は問いません。大切なのは、挑戦する気持ちと成長への意欲です。
特に以下のような方、大歓迎です!

  • 変化を恐れず、むしろワクワクする人

  • 自分の力を試したい、もっと成長したいと思っている人

  • 将来は起業したい、でもその前に実践的なスキルを身につけたい人

  • グローバルな環境で働きたい人

  • 社会課題の解決に貢献したい人

あなたの挑戦が、ジンザイベースの次の成長を生み出すかもしれません。そして、その成長があなた自身のキャリアも大きく飛躍させるはずです。
さあ、一緒に挑戦しませんか? あなたの応募、心からお待ちしています!