【インタビュー】消化不良を解消する | 日中ハーフのインターン生×インサイドセールス
みなさん、こんにちは!
ジンザイベースの採用担当です。
今回は、弊社で活躍するインターン生の井上さんにフォーカスし、ジンザイベースでの業務や業務開始前後でのギャップについて聞いていければと思っております。
ジンザイベースは、外国人材紹介事業を展開する、創業4期目のベンチャー企業です。弊社の概要については、ぜひ以下の採用ピッチ資料をご覧ください!
日中ハーフとしての生い立ち - 来日後の言語の壁
ーーー最初に、簡単に自己紹介をお願いします!
ありがとうございます。
僕、実は父親が日本人・母親が中国人のハーフで、中学1年生までずっと中国で育ちました。中学2年時に、父親の仕事の影響で来日し、以降ずっと日本という経歴です。
来日した時には、中国語しか話せず、かなり苦労しました。。。家の中では、完全に中国語で会話をしていたので、学校では授業はもちろん、周りの同級生も当然ながら日本語のため、何を話しているのか全くわからず。。。
当然ながら友達もできないので、かなりの暗黒時代を過ごしました。この時期以上に悩むことなんて、今後の人生で起こり得るのかと思うくらい、悩み・苦労したかもしれません。
ーーーなるほど、かなり大変そうですが、その後は。。。?
なので、中学2年生から3年生に上がるまでの約1年は、とにかく必死で日本語を勉強してましたね。文字通り、脇目も振らず、日本語学習に打ち込みました。
中学3年に上がるタイミングには一通り日本語を理解・話せるようになり、結果として、当時第一志望だった高校に合格することができました。高校受験の勉強をスタートするまでに、日本語をマスターできて本当に良かったです。。
高校では、とにかく青春を取り返すために、学校生活を謳歌してましたね笑。一般的な、人並みの学生生活はできたんじゃないかな。
逆に、中学時代に苦労した経験があるからこそ、メンタルが強烈に強くなったかもしれないです笑。
インターンでの挫折経験と原点回帰
ーーー大学に入学してからの生活はどうですか?
大学に入って2年経ちましたが、正直また挫折の連続ですね笑。
自分のハーフという境遇から、国際交流サークルに一瞬だけ参加したんですが、すぐ辞めちゃいました。そのサークルの先輩から「日中バイリンガルなのが生意気だ」的ないじめ?差別?的な謎の仕打ちを受け、日本社会で生きていく厳しさを思い出しました笑。
また、大学で仲良くなる友人たちは、学生の起業コンテストで優秀賞を獲得した上に1,000万円の出資を受けたり、学生団体を立ち上げ運営を軌道に乗せていたり。。自分と比較したときに、行動力や活躍の仕方が違いすぎて、ちょっとジェラシーを感じていました。
ーーーなるほど。そんな中、1社目のインターンを開始する形になるんですね?
はい、僕も何かやらないといけない+学生時代にいわゆるガクチカ(学生時代にチカラを入れたこと)に注力しないと、就職でも取り残されるんじゃないかという焦りに駆られて、とにかく社会人経験を積もうと考えました。
社会のこと何も知らないですが、なんとなく、営業のスキルがあれば、いくらでも食っていけると思うんですよね。学生時代に、営業経験を積んでおけば、社会人になった時に、ロケットスタートできるんじゃないかと。なので、営業のインターンできるところないかなと思って、ネットやインターンの求人媒体でひたすら求人情報を漁ってました。
結果、美容機器を売るインターンに行き着きます。チョコザップみたいなフィットネスクラブ等の施設に美容機器を置いていただくことを提案する電話営業だったんですが、この会社は社員数30名近くで、規模感としては、今のジンザイベースと同等。ただ、100%出社が前提のインターンだったので、毎回会社へ向かってましたね。
ぶっちゃけ、張り切ってインターンに挑んだものの、ネガティブな終わり方しちゃいました。なんかイメージと違ったというか笑。
インターン初日に、商材についても何も知らない中で、いきなり電話をかけさせられたり、電話営業と関係ない部長のお茶汲みやらされたり。おまけに、契約締結時に合意を得ていた労働時間とか関係なしに、インターン生なんだからもっと働けよ的な雰囲気がめちゃくちゃあった上に、実際に言われたりもしました笑。
僕以外にもインターン生がもう一名いたんですが、なんか、下っ端中の下っ端みたいな扱いで1週間で来なくなりました笑。僕も、約1ヶ月で逃げるように辞めてしまいました。いくらメンタル強いとはいえ、ちょっとあの雰囲気には耐えられなかったですね。。。
ーーーインターンとしては、結構ネガティブな出だしですね。。そんな中なぜまたインサイドセールスのインターンやろうと思ったんですか?
そうですね、ちょっと自信は無くしかけてたんですが、一方で消化不良というか、本当はもっと自分はできたんじゃないかみたいな、根拠のない自信がありました。
なので、もう一回、特に営業領域のインターンにこだわって求人を再度探すことに。
そこで見つけたのが、ジンザイベースのインターンです。
まず、外国人材の紹介事業が、自分自身のハーフという外国にルーツを持っている生い立ちなので、直感的に気になりました。
とにかくスキルを身に付けたい。営業のスキルがあれば、いくらでも食っていけると思うし、社会人になった時にロケットスタートできるはず。何より、自分の日中ハーフという生い立ちを活かせるんじゃないか。おまけに、フルリモートOK。「自宅から仕事できるって最高じゃん」と思いつつ、1社目と同じインサイドセールスで、消化不良を解消できそう。。。!
見れば見るほど、興味が湧き上がってきて、気がついたら応募ボタンを押してました。
そこからは早くて、カジュアル面談→選考の2ステップですぐ内定になり、内定から1週間後にはすでに初勤務でした笑。
実際の業務内容とポジティブなギャップ
ーーー実際にジンザイベースでのインターン、最初はどんなことしたんですか?
初日は全社MTGに同席し、2日目はオリエンテーションとして、2-3時間、実際に業務で使用するツールの説明や設定で終了しました。
3日目は、ツールの試用方法について簡単に復習したのち、営業部門の責任者から外国人材業界についてのレクチャーが。弊社の業界内における立ち位置や競合他社との違い、よく企業が抱えている課題について教えていただき、代表中村が受注してきた過去の商談風景(録画)を繰り返しインプットしました。
4日目については、実際にロープレ(実際のお客さんに電話する場面を想定したロールプレイング)をやりましょうって言われたんですけど、過去のテレアポの感覚思い出したくて、「すぐに電話かけさせてください」と上司の本田さんに頼み込んで、電話をかけ始めました。かなり生意気ですね笑。
この日から、完全にインサイドセールス業務本格始動という形で、ひたすら顧客とのコミュニケーションに時間を使っています。
ーーーなんか、ギャップとかあったりしましたか?
ジンザイベースのインターンはまだ2ヶ月も経ってませんが、びっくりしたことが多々ありましたね。
まず、インターンにもかかわらず、会社の経営状況(売り上げや各部門の進捗状況など)を全社MTGで共有されたことにまず驚きました。初日なので情報量多かったですが、ざっくりと会社全体がどういう状況なのか、過去の推移からもイメージできたので、会社への解像度がかなり上がりましたね。
また、電話内容が全て録音・文字起こしされるようになっており、毎週の定例MTGでリーダーから細かくフィードバックを受けることも驚きですね。僕の発信内容、全てに目を通してるんじゃないかと感じるくらい、「なぜ切電されてしまったのか」「どの発言がまずかったのか」と細かく指摘されてますね。結果として、毎週トークスクリプトがアップデートされていきます。
キーマン不在時の対応として、「戻り時間を確認する」「担当者名をしっかりと聞き取る」っていう基礎基本を徹底していることも新鮮でした。前のインターンでは、「キーマン不在時は、まあ、適当にやっとけ」みたいな感じだったので笑。
加えて、アポ獲得件数〇〇件っていう形で、定量的な目標も設定された+目標の達成率に応じて時給単価が上下するっていうのも、めちゃくちゃモチベーション上がりますね。完全にやる気スイッチがオンになりました笑。
ーーーインターン2ヶ月目で結構成果上げてるって聞いてますが、振り返ってみてどうですか?
ぶっちゃけ、最初は本当に辛かったですね笑。自分から電話させてくれって頼み込んだ割には、この業界のことわからないことだらけだし、スクリプトを読んでいるだけで全然相手にされなかったです。。。
数少ない興味を持っていただけた顧客から、貴重な質問を受けても、何もわからないので答えられない。結果として、1ヶ月目はアポ獲得件数は0という散々な結果でした。。。
やっぱり、ちゃんとスクリプト読み込んで、外国人材紹介の制度や業界について、しっかりとインプットしないとダメだと痛感しましたね。そこからは、来日した当初を思い出し、ひたすらインプットの時間に費やしました。
また、わからないことがあれば、すぐに上長にslackで電話するようにしました。ジンザイベースは、フルリモートなので、隣に上長や先輩がいるわけではないので、自分から積極的に声かけていかないと、取り残されてしまいます。上司もかなり忙しそうなので、最初は「あんまり頻繁に連絡すると迷惑かな?」とか思ったんですが、かなり気さくにすぐzoomで2-30分の面談を組んでいただき、疑問点を解消してくれます。
あとは、持ち前の強メンタル発動して、1時間10件以上、毎週120件以上必ず電話をかけることを自分に課し、とにかく活動量を増やしました。結果、2ヶ月目の中旬には、初めてアポイントメントを獲得できるように。めちゃくちゃ嬉しかったですね。そこからは、キーマン接続+アポ獲得と成果を徐々に成果を積み上げられるようになりました。
今は、架電先の相手の温度感をしっかりと察知して、どこまで踏み込むかを見極め、話すように意識してます。1件1件、真剣勝負してますね。
ーーー最後に、これから目指してることとかあれば教えてください!
直近の目標は、しっかりと月次目標を達成し切ること。まだ100%の目標達成はできてないので、まず目の前のKPI達成を目指していきたいですね。
ゆくゆくは、自分がアポ取って、商談も自分一人でこなした上で、求人案件を獲得したいと考えてます。せっかくご縁をいただいたインターンですし、何より1社目のインターンの消化不良を繰り返したくないので。丁寧に指導してくれる上司や先輩にもしっかりと成果を残して報いたいですね。
就職活動を開始し始めるときには、「どんな商材でも、営業なら井上にお任せください!」と胸を張って言えるくらい、飛び抜けた成果・実績を残していきたいですね。周りの友人に負けないくらいの。
おわりに
今回は、インターン生の井上さんに話を話を聞いてきましたが、いかがでしたか?
弊社は、正社員のみならず、インターン生の採用も積極的に行っております!
全職種、雇用形態を問わず積極採用中ですので、ぜひご興味ある方は、以下の採用サイトから気になる募集へご応募ください!